創文社オンデマンド叢書

ルネサンスと宗教改革(歴史学叢書)

ディルタイ (著者), 西村 貞二 (翻訳)

シリーズ:歴史学叢書

¥ 2,970 (本体: ¥ 2,700 + 消費税: ¥ 270)
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商品説明

本商品は「旧ISBN:9784423493359」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1978/04/15
叢書・シリーズ名:歴史学叢書


イタリアに発したルネサンスが北欧の空に光芒を放ち、厳粛な宗教改革運動がドイツの一角から全ヨーロッパにひろがる絢爛多彩で壮絶な15~16世紀に、あらゆるタイプの独創的人間が雲のように群がり近代ヨーロッパを生誕させるドラマを、繊細な感受性と鋭い洞察力によって生き生きと蘇らせる精神史研究の古典的名著である。

【目次より】
凡例
第一章 根本動機からみた中世の形而上学
第一節 宗教的動機
第二節 ギリシア人の客観的形而上学
第三節 ローマ人の意志態度
第二章 ルネサンス
第一節 人間の分析と生活態度論
第二節 ペトラルカ
第三節 マキアヴェリ
第四節 モンテーニュ
第三章 宗教改革
第一節 エラスムス
第二節 宗教的=普遍的有神論と新しい宗教的生活理想
第三節 ルターとツヴィングリ
第四節 神学的合理主義と思弁神学
第五節 セバスティアン・フランク
訳注
訳者あとがき


著者
ウィルヘルム・ディルタイ
1833~1911年。ドイツの哲学者。ベルリン大学、バーゼル大学で教鞭を執る。ベルリン大学卒業。
著書に、『ディルタイ全集』(全11巻・別巻1)『体験と創作』 『近代美学史 近代美学の三期と現代美学の課題』『ルネサンスと宗教改革 15・6世紀における人間の把握と分析』『フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義』『近代成立期の人間像』『青年時代のヘーゲル』 『精神科学序説』などがある。

訳者
西村 貞二(ニシムラ テイジ)
1913~2004年。西洋史学者。東北大学名誉教授。東京帝国大学文学部西洋史学科卒業。
専門は、ルネサンス期、近世・近代ヨーロッパ。
著書に、『歴史』『ルネサンス精神史序説』『フンボルト』『教養としての世界史』『現代ドイツの歴史学』『神の国から地上の国へ 大世界史 第10巻』改訂版『ルネサンスと宗教改革』『マキアヴェリ』『歴史から何を学ぶか』『レオナルド=ダ=ヴィンチ』『現代ヨーロッパの歴史家』『歴史観とは何か』『マキアヴェリズム』『マキアヴェリ』『マイネッケ』『悪人が歴史をつくる』『ヴェーバー、トレルチ、マイネッケ ある知的交流』『フンボルト』『トレルチの文化哲学』『ブルクハルト』『リッター』『歴史学の遠近』など、
訳書に、ブランデンブルク『近代ヨーロッパ史 世界史の成立』フンボルト『歴史哲学論文集』レッシング『人類の教育』フンボルト『人間の諸問題』トレルチ『近代世界とプロテスタンティズム』『ヨーロッパ精神の構造』『アウグスティヌス』リッター『権力思想史』『ドイツのミリタリズム』『宗教改革の世界的影響』ディルタイ『ルネサンスと宗教改革』などがある。

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