創文社オンデマンド叢書

近世私法史

特にドイツにおける発展を顧慮して

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商品説明

本商品は「旧ISBN:9784423740170」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1961年

大戦後発展した近世私法史学の代表的著作で、水準の高い概説書。

【目次より】
原著者の日本語版への序文
〔邦訳のための凡例〕
序文
第一部 諸基礎
第一章 この叙述の課題および対象
第二章 近世私法史の諸時期
第三章 ヨーロッパの法文化の諸起源
第四章 ローマ法に関する学問の成立
第五章 中世的法学の完結
第六章 継受の前夜におけるドイツの法発展
第二部 ドイツにおけるヨーロッパ的法学の継受
第七章 継受の諸原因および諸条件
第八章 ドイツ法律家身分の成立
第九章 継受時代の法律学的文献
第一〇章 学者的裁判の進出
第一一章 継受の時代における立法
第一二章 ドイツ普通法学とパンデクテンの現代的慣用との確立
第一三章 継受についての収支決算
第三部 理性法論の時代
第一四章 諸基礎
第一五章 理性法論の開拓者および創始者
第一六章 体系的理性法論の理論家たち
第一七章 理性法論と啓蒙主義との結びつき
第一八章 自然法的な諸法典の編纂
第四部 歴史学派・パンデクテン法学および民事法的実証主義
第一九章 歴史法学派の諸前提と諸起源
第二〇章 歴史学派の創始者と指導者
第二一章 法の歴史の発見
第二二章 パンデクテン法学ないし学問的実証主義の支配
第二三章 学問的実証主義から法律実証主義への移行
第二四章 民法典
第二五章 スイス民法典。パンデクテン法学による法典編纂以後の・世界の「法家族」
五 ヨーロッパの諸法文化
第五部 実証主義の崩壊と克服
第二六章 ドイツ民法のその後の発展
第二七章 私法の理念的統一性の壊滅
第二八章 法律実証主義の退化
第二九章 法律学的自然主義
第三〇章 実体的正義への復帰
展望 私法学の課題
訳者あとがき
第二刷のための訳者あとがき
年表


著者
F・ヴィーアッカー
1908~1994年。ドイツの歴史家。

訳者
鈴木 禄弥(スズキ ロクヤ)
1923~ 2006年。法学者。東北大学名誉教授、東海大学客員名誉教授。東京大学法学部法律学科卒業。法学博士(東京大学)。専門は民法。法学博士(東京大学、1961年)。
著書に、『民法総則講義』、『物権法講義』、『債権法講義』、『親族法講義』、『相続法講義』などがある。

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