創文社オンデマンド叢書
美は救済たりうるか
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商品説明
本商品は「旧ISBN:9784423995211」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1974年
われわれの平板な生を一瞬のうちに横切り、煌めく金の画鋲を撒きちらしていく孤独な疾走者の悲しみの世界。美と対話の中に救済を求め、孤独な陶酔と死への誘惑に揺れ動く魂の祈りと夢を、己れの生の言葉に焼きつくした青春のレクイエム。
【目次より】
第一部
一 対話
二 美について
三 詩人の運命
四 花なき里
第二部
一 夏目漱石
二 太宰治
三 川端康成
四 三島由紀夫
五 大江健三郎
六 高橋和巳
七 遠藤周作
第三部
一 ニーチェ
二 トーマス・マン
三 キェルケゴール
四 ドストエフスキイ
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著者
佐々木 徹(ササキ トオル)
1941年生まれ。哲学者、評論家。専門は哲学・比較思想比較文化論。追手門学院大学名誉教授。専門は哲学・比較思想比較文化論。
著書に『愛と死について』『美は救済たりうるか』『西谷啓治 その思索への道標』『魔的なるもの 美と信の問題』『こころの橋 - 詩と小品』『愛と別れについて』『近代文学と仏教』(共著)『悲の思想 文学にみる生老病死』『木下恵介の世界 愛の痛みの美学』『東山魁夷を語る』(共著)など。