創文社オンデマンド叢書
泥鰌のわた
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商品説明
本商品は「旧ISBN:9784423920176」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1964/08/01
画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。
【目次】
にぎり箸
明盲妄語
落日
めざめ
泥鰌のわた
苦作の像
火葬小屋
雪の思い出
隅田川回想
歩く
自然遍歴
月
母恋
友交
小泉清追悼
先生がた
偉い人
後日譚(一)
後日譚(二)
後日譚(三)
日本最初の仏和字書
佐渡と越後
蛮船屏風
七十の稚気
あとがき
文中カット
""富士大沢 噴烟1 噴烟2 噴烟3 八ヶ岳編笠 桜島 八ヶ岳
写真 阪本幼稚困時代の作者""
挿画目次
桜島月夜(油絵)
上高地暁
砂丘一(油絵)
毛無連峰
熔岩の原
塩尻峠にて
パンジー
砂丘二
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著者
曽宮 一念(ソミヤ イチネン)
1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。
著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。