創文社オンデマンド叢書

続 政治家への書簡

高山 岩男 (著者)
¥ 4,840 (本体: ¥ 4,400 + 消費税: ¥ 440)
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商品説明

本商品は「旧ISBN:9784423710357」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1984年
叢書・シリーズ名:政治家への書簡 2

混迷を深める世界情勢の中、正しい哲学をもつ政治のみが人類を救う。核、政治の問題に時に剣法の話も混じえ、明日への道を構想する。

【目次より】
前篇
一 日本人の平和主義の心理と論理
二 聖徳太子憲法の「和」の哲学
三 永久の友もなければ永久の敵もなし 歴史の教訓は世界史と共に変わる
四 ベトナムにおける米国挫折の教訓の数々
五 核兵器と称せられているものはどこまでが「兵器」か 核軍縮には兵器の定義を先行させよ 針谷夕雲の「相抜け」の剣法
六 政体の傑作と駄作
七 現代文明の知性と非叡知性
八 シビリアン・コントロール
後篇
九 国際政治の感覚を磨け
一〇 文明とは何か その進歩発展の様相について
一一 歴史意識育成の肝要性
一二 義務の闘争
一三 人間の自由と平等 その矛盾と調節
一四 人類の進歩と退歩
一五 進歩と進歩を越えたもの
一六 日本の建国神話
一七 共産革命は永久未完の革命か
一八 共産主義の多様性
一九 社会帝国主義とは何なのか
二〇 戦後日本の与党と野党
二一 政治責任皆無の野党天国
二二 ジリ貧・ドカ貧・さむらい精神
あとがき


著者
高山 岩男(コウヤマ イワオ)
1905~1993年。哲学者。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都学派の全盛期に学ぶ。文学博士。京都帝国大学文学部教授ののち、神奈川大学、日本大学などで教鞭をとり、秋田経済大学学長を歴任。
著書に、『西田哲學』『ヘーゲル』『續 西田哲學』『文化類型學研究』『世界史の哲學』『日本の課題と世界史』『所の論理』『哲学と哲学的実存』『マルクシズムの超克』『場所的論理と呼応の原理』『道徳の危機と新倫理』『宗教はなぜ必要か』『二つの世界に抗して 文明の破局と人類の対決』『現代の不安と宗教』『道徳とは何か 倫理学入門』『国際的中立の研究』『現代の政治・社会思想 社会科における取扱いに関連して』『哲学とは何か』『教育と倫理』『実存哲学』『政治家への書簡 正・続』『西田哲学とは何か』『京都哲学の回想 旧師旧友の追憶とわが思索の軌跡』『高山岩男著作集』(全6巻)『西田幾多郎研究資料集成 第1・2巻 高山岩男集』など多数ある。

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