創文社オンデマンド叢書

中国藝術理論史研究

シリーズ:東洋学叢書

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商品説明

「形」とは何か。中国思想が求めたものは「道」であり、形而上なるものを追求する中国文化全体において、形は看過され、主題的に語られることはなかった。本書は、中国藝術理論における形を考察することにより、その中国哲学史における意味を再考する。まずは六朝期と宋代を中心に、形象を無視する絵画理論の発生を考察し、固定しない、混成した形象への志向の登場を山水画の表現を例に論じる。さらに中国藝術における主要概念を検討した上で、漢代に遡って、画像石に表れた死生観に着目、形という存在自体が中国思想を変容させた様子をたどる。最後に、固定的な形象をもたない風景の表現がもつ意味をも考察する。数々の名作を残した中国絵画、その背後にある、形の思想と気の思想の関係を繙いた画期的業績。
本商品は「旧ISBN:9784423192702」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:2015/02/01
叢書・シリーズ名:東洋学叢書

著者・編集者

著者:宇佐美 文理

京都大学文学研究科教授

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