創文社オンデマンド叢書
神学と宗教哲学との間
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商品説明
本商品は「旧ISBN:9784423300329」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1961/07/25
キェルケゴールの専門家である著者が、神学と宗教哲学の違いをカント、トレルチ、シュヴァイツァーなどの論をもとに解明する
【目次より】
序
第一章 カントからキルケゴールヘ
序論
第一節 カント
第二節 宗教的体験主義の立場(シュライニルマッヘル及びその他)
第三節 キルケゴールの宗教哲学
第二章 Apologetik(キリスト教弁証論)の諸問題
第一節 Apologetikの意義
第二節 宗教と哲学(信仰と理性)
第三節 神義論の問題
第三章 歴史主義の諸問題
第一節 トレルチの宗教哲学
第二節 神学における歴史主義と実存主義
第四章 終末論の諸問題
第一節 現代神学における終末論 特にツュヴァイツァーとブルトマンについて
第二節 時と永遠 聖書的時間論についての一考察
第五章 信仰と神秘主義 特に使徒パウロの神秘主義について
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著者
武藤 一雄(ムトウ カズオ)
1913~1995年。宗教哲学者。京都大学名誉教授。専門はキェルケゴール。京都帝国大学卒。文学博士。
著書に、『信仰と倫理 キエルケゴールの問題』『宗教哲学』『神学と宗教哲学との間』『キェルケゴール その思想と信仰』『宗教哲学の新しい可能性』『神学的・宗教哲学的論集 全3巻』など、
訳書に、『シュヴァイツァー著作集 第10-11巻 使徒パウロの神秘主義』(共訳)『キルケゴール著作集 第15-16巻 愛のわざ』(共訳)『現代キリスト教思想叢書 13 ラーナー 自由としての恩寵(抄)』M・ウェーバー『宗教社会学』(共訳)『ティリッヒ著作集 第10巻 出会い 自伝と交友』などがある。