創文社オンデマンド叢書

歴史的感覚と歴史の意味(歴史学叢書)

マイネッケ (著者), 中山 治一 (翻訳)

シリーズ:歴史学叢書

¥ 3,960 (本体: ¥ 3,600 + 消費税: ¥ 360)
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商品説明

本商品は「旧ISBN:9784423493168」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1972/04/30
叢書・シリーズ名:歴史学叢書

歴史の意味という形而上的な世界秘密に属する問題を考察した「歴史と現在」、敗戦による深い混迷にさいして、ドイツ史の光と影を批判的に検討した「ドイツ史の邪路か?」をはじ め、ドイツ史学思想の伝統に立つ巨匠が、歴史的感覚と歴史の意味の相関的把握に、歴史主義が生み出した種々の病的状態の克服の鍵をもとめた論考七編。

【目次】
訳者のまえがき
原著初版への序言
原著第五版への序言
一 歴史と現在
二 ランケの政治問答
三 ドロイゼンの史学論
四 十八世紀の古典主義・ロマン主義・歴史的思考
五 シラーの『散策』
六 歴史主義およびシュライエルマッヘルの個体性思想の成立史のために
七 ドイツ史の邪路か?
訳注
訳者のあとがき


著者
M・ブロック(M・ブロック)
1886-1944年。フランスの歴史家。リュシアン・フェーヴルとともに『社会経済史年報』誌を創刊し、アナール派を代表する人物。代表作に『封建社会』『歴史のための弁明』など。

訳者
森本芳樹(モリモト ヨシキ)
1934~2012年。西洋史学者。九州大学名誉教授。専門は、西洋中世の経済史。
東京大学経済学部卒業、同大学院博士課程修了。経済学博士。
著書に、『西欧中世経済形成過程の諸問題』『中世農民の世界。甦るプリュム修道院所領明細帳』『比較史の道 ヨーロッパ中世から広い世界へ』『西欧中世形成期の農村と都市』『西欧中世初期農村史の革新。最近のヨーロッパ学界から』などがある。

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