創文社オンデマンド叢書

ある手紙のことなど

広中 俊雄 (著者)
¥ 3,630 (本体: ¥ 3,300 + 消費税: ¥ 330)
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商品説明

本商品は「旧ISBN:9784423920732」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1996年

民法学の泰斗が古稀を前にして、旅の思い出やさまざまな人々との出会いなど、清明な境地を淡々と語る珠玉の小編。

【目次より】
はしがき
《年ごとの文章》 六十代
ある手紙のこと
ベルリオーズと太宰治
世良さんの思い出
民法の講義 三十五年 東北大学での最終講義
文章を書くこと 若い人たちへ
桃李不言下自成蹂
私の高校時代
盗聴警察官の個人責任を考える視点
”私の大学“ 法学部新入生への講演
これからの仕事
補遺 川島先生と私
随想「けやき並木」二十四編
年頭におもう
ベビールーム
野間さんの思い出
仙台市内の温泉
タバコ
ヒロシマの市長
冬のケヤキ並木
文字の吟味
医療過誤
湾岸戦争のこと
残業=麻薬論
停年制度の効用
困った診断書
綾の「町おこし」
長崎の路面電車
春のケヤキ並木
「東京風景」拾遺
問われている大学
ガダルカナル展
診断書の話・続き
警察の電話盗聴
初夏のケヤキ並木
人間の一人一人
鉢植えのユズ


著者
広中 俊雄(ヒロナカ トシオ)
1926~ 2014年。法学者。東北大学名誉教授。専門は、民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など。東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。
著書に、『日本の警察』『契約法の研究』『債権各論講義(3巻)』『法と裁判』『借地借家判例の研究』『戦後日本の警察』『市民と法と警察と』『法と裁判』『民法論集』『警備公安警察の研究』『契約とその法的保護』『法社会学論集』『農地立法史研究 上』『借地借家判例の研究 2』『物権法 第2版 増補版』『言葉の新鮮さについてなど』『民法綱要 第1巻 (総論 上 民法の意義・権利) 新版』『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』『ある手紙のことなど』『民法解釈方法に関する十二講』『戦争放棄の思想についてなど』など、
訳書に、ハインリッヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』(共訳)などがある。

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